老頭児六十六

ちょっと辛気くさいかも。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

10進法

「節目なのは10進法の世界だけ」(中国新聞スポーツ欄より)。カープの矢崎投手が今季10セーブ目をあげたとき感想を聞かれての言葉。意表をつかれた。頭の中を風が通り抜けたよう。禅を学んでいるという。執着や固執は人生を好転させない、だから、持ちたく…

サヨナラダケガ人生ダ

「サヨナラダケガ人生ダ」、井伏鱒二の訳した漢詩「勧酒」のこの一節について、「広島風土記」(井伏鱒二 広島関連紀行文集)の「因島半歳記」に驚くべき事実が!この訳文、林芙美子が、井伏鱒二と訪れた因島を船で後にする際、島民との別れに感極まって発し…

「ほぼ都会」にて

我が街は「ほぼ都会」である。「都会」である根拠は… ・新幹線のぞみ号が停車する。 ・郡部や隣街から来た人達がそう言っている。 ・アニメイトがある。「ほぼ」な理由は… ・ゴスロリの店が普通の洋服も売っている。 ・沖縄空手の道場が無い。 ・みんなシャ…

ロッキーのテーマが聞こえる!

昨日、ロッキーのテーマを耳にした。以前、隅田川のほとりをロッキー・バルボアみたいに走りたくて、コンバース「ALL STAR」のハイカット(黒)を購入したな(いま履いているのは浅井慎平気取ってロータイプ)。今どきのシューズと比べると、クッション性に…

備後絣(びんごがすり)は永遠に

物価高騰のおり、生活防衛のためUNIQLOジーンズ購入(さらばリーバイス501)。¥3,990なのにセルビッジつき。しかもデニムはわがふるさと広島県福山市のカイハラ製(ハイカラじゃないですよ、カイハラですよ)。天日でカリカリに乾かしたら、縮んで裾を折り曲…

恐るべき子供達

2020年度から必修化された小学校でのプログラミング教育。ちょっと気になり「小学生からはじめるプログラミングの本」(日経パソコン編)というムック本を購入。読んでびっくりレベルが高い!恐るべし今どきの小学生!なかでも一番ワタシを慄然とさせたのは…

招かれざる客

91才の母親の依頼で66才の息子(ワタシ)がフェリシモ会員に。フェリシモといえば「猫部」。以前、東京駅にでていた「猫部」期間限定ショップに「猫マカロン」を買いにいったけれど、今思えばあの頃からワタシは「招かれざる客」だったか。 www.nekobu.com …

キャンパスの思い出

コクヨのキャンパスノートが大好きだ。愛用サイズはA5、枚数は50枚、A罫・B罫併用。歴代のキャンパスノート(1975年〜)がコクヨのホームページに掲載されている。どのデザインも懐かしい(正確には憶えていないくせに)。会社辞めるときもシュレッダーした…

絶望のパスタ

私の記憶が確かならば、ペペロンチーノには「絶望のパスタ(Pasta di disperato)」の異名がある。簡素なあまり、料理者が、入れる具もない己の貧窮生活に絶望。完璧なあまり、料理人が、手を加える余地を見出せない己の力量に絶望。その二つの意味をかけて…

死して屍 拾うものなし!

「死して屍 拾うものなし!」は昭和の時代劇「大江戸捜査網」のナレーション。最近よく思い出す言葉。会社を辞めて個人事業主になって、会社の看板無しで働くのは結構厳しいね。けれど、後ろから仲間に撃たれることは無いので有難い。取り敢えず正直爺さんで…

タッチタイピング

ブラザータイプライターも東芝ルポ(ワープロ機)もIBM PS/55もApple Macintoshも、ずっと4本指でキーボードたたいてきたワタシ。最近、人前で機械を操作する機会が増えてきて、今さらながらだが、タッチタイピングを学ばざるを得ないなと思っている。またひ…

日本沈没s

実家の本棚で懐かしい本を見つける。1973年のベストセラー「日本沈没(上・下)」(小松左京著)。以来、映画・アニメ・テレビドラマ・漫画等で何度も沈没を繰り返している日本。いずれも「これは明日起きるかもしれない事ですよ」とリアルな恐怖を伝えてい…

立って半畳 寝て一畳

「立って半畳 寝て一畳!」30年前のテレビドラマ「家なき子」で小さな女の子が叫んでいたが、その半畳すら、我が町のバス停留所には日陰が無い。たまらず、神保町の「メイン」から帽子を取り寄せたが、髪の毛が無さすぎて…。 「家なき子」かぁ…娘が放送観…