老頭児六十六

ちょっと辛気くさいかも。

サヨナラダケガ人生ダ

「サヨナラダケガ人生ダ」、井伏鱒二の訳した漢詩「勧酒」のこの一節について、「広島風土記」(井伏鱒二 広島関連紀行文集)の「因島半歳記」に驚くべき事実が!
この訳文、林芙美子が、井伏鱒二と訪れた因島を船で後にする際、島民との別れに感極まって発した「人生は左様ならだけね」が元とある!
*だから? …だから、名訳はこうして生まれるんだなぁと。