「節目なのは10進法の世界だけ」（中国新聞スポーツ欄より）。カープの矢崎投手が今季10セーブ目をあげたとき感想を聞かれての言葉。意表をつかれた。頭の中を風が通り抜けたよう。禅を学んでいるという。執着や固執は人生を好転させない、だから、持ちたくないという。こういう生き様を「ブレない」というのだろうか、なんとも羨ましい。ただ、プロ選手なのに「努力してトップを目指しなよぉ。金も名誉も手にはいるぜぇ！」みたいなメッセージ出さず、スポンサーに怒られないか心配ではあるが。
＊「ブレない」と「執着」の境界はどの辺り？
